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August 29, 2004

[LPO] 新世紀エビスヨシカズ補完計画

8/29(sun)「新世紀エビスヨシカズ補完計画」
〜Hell/不条理を、君に〜
【出演】蛭子能収(漫画家)【司会】コハ・ラ・スマート
【Guest】根本敬、平口広美、杉作J太郎、東方力丸、手塚能理子、菅野邦明
【特別Guest】武内享【シークレットGuest】末井昭
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 マガジンファイブから刊行中の【蛭子能収コレクション】の第一期(1〜7巻)完結を記念して、「漫画家」蛭子能収に焦点を当てるイベントが開催された。
 ゲストには蛭子漫画の原点である『ガロ』『漫画ピラニア』からのつきあいである根本敬、平口広美、杉作J太郎、手塚能理子(青林工藝舎)、菅野邦明といったディープな面々、そして特別ゲストに元チェッカーズのリーダーである武内享、シークレットゲストに白夜書房の名物編集者・末井昭、途中にマンガ活弁を行った東方力丸、司会はコハ・ラ・スマートという盛りだくさんなメンツで行われた。

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August 28, 2004

[BOOK] 頭脳警察/須田諭一

(河出書房新社) 2500円+税
書籍「頭脳警察」
戦い続ける者達の貴重な証言

 1980年代前半、ポストパンク、ニューウェーヴと呼ばれるシーンの嵐が吹き荒れている頃にロックを聴き始めた僕にとって、頭脳警察という名前のバンドは伝説という幻の存在だった。一応再発されていたセカンドアルバムも、僕の住んでた田舎町では手に入るはずもなく、ただ一度だけラジオで聴いた「銃をとれ!」のあまりに荒削りで暴力的な衝撃だけが、ずっと長いあいだ感覚の記憶として残っていた。
 だから1990年に頭脳警察が突如として復活した時は驚喜したものだ。70年代の伝説のバンドを目の前で体験できる! 急いでライブのチケットを買った。バンド編成を見たら、ギターが僕の好きなグルーヴァーズの藤井一彦だったので二度驚いた。初めて観た頭脳警察は、想像以上に激しく過激で「こりゃ、すごいな」と完全に打ちのめされてしまった。旧譜がCDで再発されたので、すぐに全部買い毎日聴いていたのだが、そのうちに頭脳警察に対するイメージが少しずつ変化していくのを感じたのだ。

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August 26, 2004

[CD] ロマンポルシェ。/おうちが火事だよ!

IDCI-1006 2,625yen(tax in) / 9.22 IN STORE
CD「おうちが火事だよ!」
現時点最高傑作!
 ロマンポルシェ。が放つ2年半ぶりのニューアルバムは、これまで彼らが四方八方に向かってめちゃくちゃに投げつけてきた毒薬が一点に凝縮されたような完成度の高さを誇っている。デビュー以来のスタイルである無機質な80's エレクトロサウンドに今までにないメロディアスな唄をのせた楽曲はどれも非常にポップで、特に今回“ロマン優光がやる気を出して”作った3曲も佳作ぞろい。7曲目などは初期P-MODELを彷彿とさせる出来だ。
 また、掟ポルシェが全曲手がけた歌詞も注目すべきもので、どれも現代社会の心の闇を鋭く描写している。4曲目「チャップリンの女」に至っては、猟奇短編小説のようなドス黒い情念の世界が歌われ、聴いていてぞっとしてしまう程だ。いくら光を当てようとも、ブラックホールの如く真っ暗な80'sニューウェーヴの暗黒面にあくまでこだわるロマンポルシェ。に脱帽。

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[CD] あがた森魚/ギネオベルデ(青いバナナ)

ROUTE-1 2,500yen(tax in) / IN STORE NOW
GuineoVerde
 あがた森魚という広大な宇宙を彷徨うことは、僕にとって至福の時間である。そこには、かつての「ガロ」が表現していたような心象風景や、見たこともない大正時代のロマンチシズム、そしてどこか遠い異国の情景など、様々なイメージがきらめくように広がっている。なんの変哲もない現実も、ひとたびあがた森魚の音楽にかかれば、まるで稲垣足穂が描く幻想世界のようにその姿を変えるのだ。
 「乙女の儚夢」「永遠の遠国」「バンドネオンの豹」・・・長い経歴の中で常に音楽漂流を続けるあがた氏は、この3年ぶりの最新作で遠くドミニカ共和国のサント・ドミンゴに漂着した。サウンドプロデュースに青柳拓次(DOUBLE FAMOUS)を迎えドミニカで録音された本作は、メレンゲ、バチャータをはじめ様々なラテン音楽が散りばめられつつも、やはり“あがた森魚”としか言いようのない宇宙が広がっている。長く愛聴できる名盤だ。

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August 25, 2004

[Days] 靖国神社

 ニュースペーパーの撮影で靖国神社へ。平日なので人はまばら。またもや警備員に撮影を止められたので、管理室に行って撮影申請をし、なんとかOKをもらう。宮司さんの一人が付き添ってくれて、人間魚雷回天などが展示してある遊就館の中に案内&解説までしてくれた。
 その後、防衛庁前に行き福本ヒデさん演じるニセ石破の出勤風景を撮影。警備員の数は十数人いたが、人の出入りが激しい場所のためか、ちょっとおかしな人ぐらいにしか思われなかったようで、予定通り撮影終了。
img/NPyasukuni
回天や戦車、戦闘機などの展示が圧巻。
あと戦死者の遺影が壁一面に展示してあるのがなかなか感慨深い。

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August 24, 2004

[BOOK] 結婚するって本当ですか?/枡野浩一・むらやまじゅん・八二一

(朝日新聞社)857円+税
書籍「結婚するって本当ですか?」
結婚前の友達にあげるべき最高のプレゼント(その友達が本当に大切な人なら)

 独身の僕は買ったことないけど、『ゼクシィ』という雑誌の中吊り広告を見る度にいつも不思議な気分になる。人間そう何度も結婚するもんじゃないだろうに、ブライダル・マガジンなんていうものが毎月毎月、それもおそらくかなりの部数売れているってことがまず驚きだが、この内容がなかなかすごい。結納の段取りとか流行のウェディングドレスはこれ!といった内容はまあ理解できなくもないが、披露宴BGMはこれがいいだの、受付・控え室はこうやって演出しようだの、いやあ、結婚式ってあげるの大変だね〜と僕なんかは逆に結婚したくなくなるような余計なハウ・トゥが満載なのだ。でも、結婚を間近に控えたカップルは、こういうのが楽しくてしょうがないんだろうなあ、と、いろいろ考えされられるところの多い『ゼクシィ』の中吊り広告なのだ。
 まあそれはさておき、数年前、短歌歌人の枡野浩一さんが結婚すると聞いた時は、ええっ!と驚いた。いくらなんでも枡野さんが『ゼクシィ』を買って浮かれている姿までは想像できないが、だれよりも孤独のイメージが強かった枡野さんと「結婚」という単語はなかなか結びつかなかったのだ。

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August 21, 2004

[Days] 多文化たんけん隊@百人町

 毎年地味に開催されてるイベント「多文化たんけん隊」が今年もやっていた。百人町ソウルタウンのヘソ・焼き肉「大使館」の駐車場に特設ステージが設営されその周りに露店が少々。ほとんどおらが村のという感じだが、こういう“ゆるイベント”って好きだなあ。友人の日消連・吉村氏のバンド“新福浩一郎& the すずなり”が出るというので見にいったのだが、僕の好きな沖縄系ユニット“シーサーズ”(写真)も出ていていい感じだった。しかし露店でキムチ冷蔵庫を売っていたが、やっぱり韓国の家庭では必需品なんでしょうか? ファッション・ブティックの軒先にもキムチ冷蔵庫置いてあるからなあ。
 このようにかなりゆるいイベントにもかかわらず会場の中にそこだけ異常にヒートアップしている一角がある。近づいてみるとなんと「ヨン様グッズ」(全部パチもの)を売っていて、道行くおばさん達がわらわらと群がっているのだ。ヨン様は日本のソウルタウンでもカリスマなんですねえ。写真は、このボロい商売に一口かんで儲けようとしている園くんです。(うそうそ。彼はボランティア参加)
img/Tabunka01 img/Tabunka02

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August 19, 2004

[Days] 杉作J太郎さん取材

 夜、杉作J太郎さんの取材。ミニコミ「スペリオール」の便乗を取材する北村ヂンと一緒に三軒茶屋のガストへ。取材内容は、これまでの東京ボンクラ学園を振り返りつつ、今後の“男の墓場プロダクション”についても語っていただく。かなりガチンコのインタビューとなり、「あいぼん運動の頃から、僕がボンクラ学園でやりたいことははっきりしました。つまり対人間社会との戦いですよ。」 「これはもう戦争だ! 俺が勝つか、セックスしまくってる女やおやじ共が勝つか」 「気分的にはマイケル・ムーアより熱い」などの力強い発言がファミレス内にこだました(笑)
 しかし、男三人がファミレスで熱く語るという絵もなかなかいいねえ。Jさんは永遠のワイルド・ターキー・マンだ。

>>Rooftopインタビューページ

●9/24(fri)
杉作J太郎の東京ボンクラ学園
超豪華7本立て!「男の墓場プロダクションまつり」
【出演】杉作J太郎、しまおまほ、掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)、DJタキシット、ギンティ小林、ごっしー、ダースレイダー(マイカデリック)、ロマン優光(ロマンポルシェ。)、他、墓場軍団

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[Days] BSアニメ夜話

 9月からNHK BSで始まる新番組「BSアニメ夜話」の収録になぜかゲスト出演。なぜ僕みたいな素人が?だが、制作会社の人曰く、お題が「カードキャプターさくら」でなかなかゲストが決まらないからとのこと。確かに依頼されたのは1週間前ぐらいだった。他のゲストは、池田憲章さん、高見恭子さん、佐藤心さん。そして司会が岡田斗司夫さん。
 うだるような暑さの中、渋谷のNHKへ。なにかグッズを持ってきてほしいと言われてたので、クロウカードのセットや過去のアニメ雑誌なんかを持ってったら、それを見た高見さんがすごい反応してくれた。高見さんは本当にさくらが好きで、髪型もさくらちゃんカットにしたぐらいだそうだ。しかし佐藤心さんには初めて会ったが、そのイケメンぶりに驚いた。是非今後のオタク評論界を背負って欲しいものだ。
 収録は90分程だったが、みなさん全然喋り足りないぐらいの大激論(僕はほとんど喋ってないが)。どう編集されるかわからないけど、「CCさくら」の魅力がちゃんと視聴者に伝わればよいのだが・・・
 一番印象的だったのは池田憲章さん。めちゃ渋い。最後の岡田さんとの激論は横で聞いていて思わず息をのむほどだった。是非また、ロフトプラスワンにゲストでお呼びしたいものです。

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August 18, 2004

[LPO] ポスト噂の真相

「ポスト噂の真相」プレゼンツ
「岡留安則 vs 喜納昌吉」
【出演】喜納昌吉(ミュージシャン、参院議員)、岡留安則(バックパッカー)
img/Uwashin818

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August 11, 2004

[Days] ロマンポルシェ。取材

img/RP_Art 9月26日に新宿ロフトでワンマンを行うロマンポルシェ。の掟ポルシェ氏にRooftop用のインタビュー。この日、LPOでのC-C-Bナイトにゲスト出演するため掟氏が来ていたので、そこで1時間ほど時間をいただいたのだ。
 「俺何にも考えてないから、今話している内容も言われたことにただ反射しているだけ。おじぎ草みたいなもんだから」と言っていた掟氏だが、後で録音テープを聞き直してみるとちゃんと一本筋が通っている内容で驚いた。
 掟氏曰く、「ギリギリで後がない人はなぜかチャップリンに行き着く」「愛情とは一方的で押しつけがましいもの」「尾崎豊のレコードと紡木たくのマンガは憎悪の対象でしかない」「ロマンポルシェ。はBUBUKAのアイドルにゃんにゃん写真に憤っている人達のカンフル剤」など、実にしびれる発言がたくさん飛び出した。こんなにカッコいいのになんでもっと売れないんだろう・・・

>>Rooftopインタビューページ
ロマンポルシェ。ニューアルバム「おうちが火事だよ!」

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[Days] ニセ小泉@都庁

 ニュースペーパーの撮影。今日は松下アキラ氏扮するニセ小泉に登場していただいた。
 最初、歌舞伎町コマ劇前の広場で、コロッケ・ショーの前売り発売を昼間っから待っているおばちゃん軍団にひやかされながら撮影。小泉もまだおばちゃんには少しは人気があるようだ。
 その後、都庁に移動。展望階にあがると、夏休みの子供連れ親子に囲まれ記念撮影。すると、フロア責任者らしきおっさんがやってきて「こういうのは困るから、やめてくれ」とクレームをつけられる。みんなで楽しく記念撮影してるのに、何が困るんだろう?  あと都知事のいる7階にいくも、アポなしは無理ってことでこちらは断念。
 しかし、ニセ小泉はだれがみたってジョークにしか見えないし周りの人もみな喜んでるのに、不審者扱いされるのはなんでだろう? 「ああ、おかしな奴がいるなあ」ってテキトーに楽しめばいいのにね。まあ、都庁は只今テロ厳戒警備中だそうなんで(嗤)
img/NPtocho

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August 01, 2004

[CD] 安倍麻美/情熱セツナ

 最初は「なっちの妹」程度の認識しかなかった安倍麻美(あさみん)に僕が注目し出したのは、例のキス写真流出の一件以降だ。その際、彼女はホームページとライブ会場で、この写真の事実を認めファンに対して謝罪した。ちょっと言い訳っぽいのが気になる内容であったにせよ、こういうゴシップ記事を無視して、まるでなかったかのように振る舞う厚顔な芸能人に比べればよっぽど潔い。ファンにとってもへんに誤魔化されるよりは、ハッキリ認めてもらったほうがいいんじゃないだろうか?
 デビューしてそうそうミソがついてしまったあさみんだが、今の彼女にとってそれは逆にプラスとして作用していると思う。特に今回の5th シングル「情熱セツナ」は、彼女が(というか誰もが)持つ二面性──人に思われている自分と自分が思っている自分──をテーマとした意味深い曲で、詞も曲も非常にいい。無理に清純派ぶるわけでもなく、かといってへんな外連味もないあさみんを僕は応援せずにはいられない!
asamin001.jpg asamin002.jpg
歌の内容が端的に表れている2種類のジャケット
ユニバーサル [DVD付き限定版]1,400yen(tax in) /[通常版]1,000yen(tax in)

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